スポット便とは単発で依頼される運送業務のことで、荷主の希望に合わせて、指定された時間や配達先に荷物を運ぶ仕事のことです。
基本的には不定期で仕事が入り、企業に決まった頻度で貨物を配達するルート配送などの定期便に比べて、料金が高く設定されている場合が多いのが特徴です。
スポット便も企業が荷主となり、単発で依頼を受ける運送ですが、チャーター便は日時を決めて車両を貸し切る便であり、時間内であれば、依頼主は何度も利用できることが、荷物の配送が終われば終了するスポット便との大きな違いとなります。
定期ではない単発案件を請け負うため、依頼主や配送先が毎回異なり、勝手がわからず苦労することもありますが、今まで行ったことのない遠方に荷物を届けることもあります。
積み込みや荷下ろしにかかる時間はわずかで、長時間運転することが仕事となりますが、長時間の運転が得意な人におすすめの仕事です。
●単価が高い
長距離の案件が多いのもスポット便の特徴です。近距離エリアなら荷主自ら配送したり、通常のトラック便を利用できますが、遠方になるとそうはいかないことから、軽貨物のスポット便が利用されることになります。
走行距離が長ければそれだけ単価も高くなり、例えば東京都から大阪などであれば、1回で数万円稼ぐことが可能になります。
●ドライブ気分
さまざまな場所に行くことができるので、配達が終わればご当地グルメを楽しむこともできますし、ドライブ気分を満喫できることも特徴と言えます。
●不慣れな土地にいく
ドライブ気分で行くこともできますが、人によっては初めての場所だと土地勘がなくて不安だと思われる人もいらっしゃいます。
●長距離運転が多い
こちらも人によってはメリットですが、長時間運転する必要があるので、長距離の運転が苦手な方には不向きな仕事といれるかもしれません。
チャーター便とは、文字通り、車両を貸し切って(チャーター)配送する形態の配送業務を指します。
また、案件ごとに荷物の種類や配達先は異なり、梱包が難しいものや壊れやすいもの、高額品など、配送に専門スキルが求められる荷物など、通常の運送業務では配達しないものを運ぶケースも多くなります。
そして、他の荷物と混載しない荷主の貸し切りによる専属便のため、細かい注文に対応しやすいという特徴があります。中には緊急を要する荷物で、時間が厳密に指定されているものもあり、運送料金は配達するエリアや時間ごとに金額が決まっており、荷物を運んだ距離で変動し、荷物の個数や大きさによって料金が変動することは少ないのも特徴です。
●単価が高い
長距離配送の場合もあり、高額になりやすい案件であることは、軽貨物ドライバーにとって大きなメリットとなります。
●スケジュールが組みやすい
チャーター便では決められた時間内での契約になるため、集荷の場所や終了時間が決まっています。ですのでスケジュールが組みやすくなります。
●不在による再配達は基本なし
チャーター便は法人が中心なので、不在による持ち戻りは基本的に無いのも特徴です。
万が一再配達となっても、日時を決めての貸し切りのため、再配達を何度も行う必要のない場合が多いのは、再配達で苦労する宅配便の経験のあるドライバーには非常に魅力になると思います。
●仕事量が不安定な時もある。
チャーター便の仕事の量は、日によって変動しやすく、仕事が1本も無い日もあれば、1日中案件が立て込むときもあります。売り上げを意識する場合は1カ月や数カ月、半年など、収入を判断する期間に幅を持たせることが必要となります。
ここで挙げたのがほんの一例です。
人によってはメリットに感じたり、デメリットに感じたりします。
まずは、自分に合った働き方を見つけてみましょう!